みずむし(白癬菌)

みずむし(白癬菌)

 

梅雨も明け、関西の祇園祭り、天神祭りも終わり、まだまだ猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

湿度も高くジメジメとした毎日ですが、こういう環境で多いのが、「みずむし」です。

そのなかでも、最近増えているのが爪白癬(爪の水虫)です。

白癬菌というカビが爪に感染した、爪の水虫です。

痛みやかゆみといった自覚症状がないために見過ごされがちですが、自分の体のはかの部位や家族などまわりの人にもうつる可能性があります。

爪白癬の治療は、内服薬で治療しておりましたが、肝臓に対する副作用が生じることがあり、また毎月血液検査をしながら治療が必要な煩わしさなどもあり、近年は、外用薬で塗ってなおす、抗真菌外用薬をよく使います。

内服薬と比べると副作用は、ほとんどありません。

 

爪白癬の外用薬の使い方:清潔に洗った後、1日1回を塗るだけ、毎日根気良く塗り続けることが、キレイな爪への近道です。

 

 

治療中は、肥厚爪(爪がはげしく盛り上がる)になったら、必要に応じて

ヤスリや爪きりで、爪の手入れをし、ネイルエナメル、ジェルネイルなどは、

使用しないでください。