ビスタシェイプ・ビスタアイ

ビスタシェイプ・ビスタアイは、適切な量のヒアルロン酸注入剤とボツリヌス治療薬の注入を組み合わせることによって、顔全体のしわやたるみを改善し、自然な仕上がりを目指す新しい治療法です。

老化のメカニズム

ビスタシェイプ・ビスタアイの開発は、顔全体の構造と老化のメカニズムに注目することから始まりました。
深いしわや溝、たるみなど、顔にあらわれる老化現象は、皮膚だけではなく骨格や、筋肉、皮下組織を含む顔全体の組織の構造が、加齢で立体的に変化することによって起こります

例えば、鼻唇線(ほうれい線)の原因は、骨格の損失、口の周りの筋肉の拘縮(こうしゅく)、頬と口の周りの皮下脂肪の減少や下垂、皮膚の下垂によって、これらの組織の位置が移動することであるとわかっています。
筋肉が持続して収縮した状態)

顔の老化を引き起こす加齢変化
変化する組織 骨格 筋肉 皮下組織 皮膚
変化の内容 損失、後退 肥大、拘縮 減少、下垂 しわ、下垂
皮膚質の悪化

ビスタシェイプとは

老化によって皮膚にできる深いしわや溝や、その部分だけが凹むのではなく、周囲の組織が下重などにより移動し、顔全体の立体的な構造が変化することによってできます。そのため、しわや溝の直下だけではなく、これら立体的な変化の原因となるポイントにヒアルロン酸注入剤を注入するアプローチが重要になります。

ビスタシェイプでは、中顔面(目の下から口付近まで)を中心に、少量ずつのヒアルロン酸注入剤を注入し、周囲の構造を立体的に改善することによって、鼻唇溝やマリオネットラインを含む顔面全体の改善が期待できます。
さらに、ボツリヌス治療薬を併用し、眉間の表情じわを目立たなくすることによって、顔全体の印象が効果的に改善され、自然な仕上がりが得られます。

顔面全体の構造を立体的に改善することが重要

ビスタシェイプにおける注入エリアと注入量の目安

ビスタシェイプは、顔全体のポイントとなる箇所に適切な量のヒアルロン酸注入剤を注入し、さらにボツリヌス治療を組み合わせることによって、大きな治療効果が得られることをコンセプトとした、顔全体の印象を改善する治療法です。
具体的には、ヒアルロン酸注入剤を、中顔面エリアを中心に注入します。実際に、どのエリアにどれだけの量を注入するかは、施術を受ける人の下垂などの状態や骨格によって異なり、医師が全体的なアセスメントを行なったうえで判断します。下図に示す各エリアに、個々の状態によって適切な量を注入します。どのエリアにどれだけの量を注入するかは、施術を受ける人の下垂などの状態や骨格によって異なり、医師が全体的なアセスメントを行なったうえで判断します。

VST-Shapeにおける注入エリア

ビスタアイとは

老化のメカニズムに着目し、しわそのものを見るだけでなく、お顔全体の中でも、特に早く老化現象を示すといわれている、眼周囲の立体的な改善を考える治療です。ジュビダームビスタ®とボトックスビスタ®を組み合わせながら、ジュビダームビスタ®をポイントとなる部位に安全性を考慮して注入することで、適切な注入量でより自然な仕上がりが期待できます。

ビスタアイにおける注入エリア

VST-Eyeにおける注入エリア

こんな方におすすめ

  • 30代以上の方
  • 側頭部、眼周囲、頬部の凹み、たるみ、しわによって疲れた・老けたように見える方
  • ほうれい線、、マリオネットラインが気になる方
  • 最小限の量
  • 自然な仕上がり
  • 短いダウンタイム
Juvederm Vista